神戸市東灘区のメンタルクリニック

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うつ病(気分障害)

気分障害:うつ病(鬱病)、躁うつ病(双極性障害)

気が塞いで何もする気にならない。気分が落ちこむ。ずっと悲しい気持ち。気分が爽快で最高の気分だ。今すごく調子が良い。

前の3つの言葉は誰が見ても良くない状態です。ですが、その次の2つは良い状態のようですね。
この文章だけならたしかに気分は良さそうです。ですが、この調子の良さが突き抜けてしまうと、
無茶な投資にのめり込んだり、人間関係がやたらと広がりすぎて収拾がつかなくなったり、
必要のないものを買い込みすぎて、日常生活に支障をきたします。
ここまでになってしまうと立派な気分障害となってしまいます。

もちろん何か良いことがあったり、悲しいことがあったり、
そういった人生の出来事についてハイになったり気分が落ち込んだりするのは当然のことです。
それらすべてが問題があるのではなく、長引いて困っていたり、その強度が強すぎて困っているときに
治療が必要かどうかを相談することになります。

気分が落ち込むことに関しては比較的本人の困り感につながりやすいのですが、
気分が上がっている場合は、当の本人は無自覚であることがままあります。
「自分は調子が良く、いいアイデアが次々浮かぶし、睡眠時間も短くて済むようになった。
いろんなことにチャレンジできる。周囲の人も自分のことを評価してくれる。」
最後の一文が実際に正しいのであれば、治療の対象にならないかもしれませんが、
気分障害の方では「周囲の目」が正しく捉えられなくて、誤解してしまっている可能性もあります。

躁うつ病という病名は書いて字の通り「躁(そう)(気分が爽快)」と「うつ(気分が落ち込む」
両方の症状が現れます。
ただし、最初はうつの症状しかでないことも多いため、
その時に受診しても「うつ病」としか捉えられません。
薬物治療で異常にイライラしやすかったり、攻撃性があがったりした場合に
「ひょっとしたら躁うつ病かも・・・」と疑うことになります。

うつ病と診断されている方の10人に1人はまだ躁状態を経験していない躁うつ病である可能性はありますし、
初めてうつ状態を経験したのち、躁の状態になるまで平均6~10年かかると言われています。
注意深くご自身の状態を気にしていくことが重要です。

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